2021/09/07
子どもとLGBTQ
こんにちは、Aixx'sの涼です。
今回は熱く真面目に!
私は保育現場でも働いています。
色々な職業を経て、今の仕事に就き7・8年ほどたちます。
「子どもはかわいい!」その一言に尽きます。
余談ですが、
保育者は子供を「子ども」と書くように指導を受けます。
なぜなら、子どもは大人の「お供」(所有物?)ではないから。一人の人間だから。
「なんやそれ!しょーもなっ!」って思う方もいるかもしれませんね。「なんか細かくて、古臭い考え。」とか。
でも、私は保育者としてそのような考え方は好きです。保育者の中心にいるのは、「子ども」だから。
・・・
職場では、 私はLGBTQ当事者とはカミングアウトできていないのですが、そういった観点で物事をみて、子ども達が将来「男/女」の枠にはめられて生きづらくならないように動き、発言する事を心がけています。
保育現場は、「男/女」にまだまだ分かれています。とは言え、私が小さい頃よりは随分とマシになってきましたが、、、。
小さな子どもが自分で物事を考えて選び取るにはまだ難しいと思うので、やはりそこには家での教育(教え?)が大きいのだと思います。
女の子=ピンク、かわいい
男の子=青、かっこいい
みたいなものは当たり前にあります。それは、働いている職員の中にもあります。それをまずは変えよう!と思っています。
家庭を変えるのは中々難しいにしても、保育現場ではそれがあってはいけないと思います。
職員は「効率化」を求めます。
「男女に分けて動いた方が効率的でしょ?」と言われたことがあり、絶句しました。保育者/教育者がそれを言ってしまっていいんですか〜?ってなりました。
でも、中にはジェンダー平等をわかってる人もいて、「男女別のロッカーは今時おかしい、名前順にしましょう!」と言ってくれた人がいました。やっぱり声を上げないと何も変わらないですよね?(すぐ、名前順のロッカーに変わりました)
保育現場は、「変える事」に億劫なんだと思います。変化を嫌う感じがします。何も考えずに、「今までこうだったから」で物事が進んでいたのだと思います。そこに「本当にこれでいいの?」と想像力を働かせることが大切だなと思います。
【Good point】
・ランドセルは、色とりどりで華やか!
・ランドセルの形もあの「theランドセル」みたいは皮の物でなくてもOKみたいです、今は。
・ロッカーは、名前順。昔は男女別でしたよね?(しかも、男の子から始まる)
・髪の長い男のもいる、ヘアバンドつけたりして
【Bad point】
・男の子用ぬりえ、女の子用ぬりえに別れている
・男の子に着替えは廊下でも可、女の子は絶対個室で
・ロッカーが男女別に割り振られている
・工作の時、画用紙は青と赤に2色しか用意がない
・廊下に2列に並ぶ時、男の列と女の列に並ばせる
・男なんだから泣くな!と言われてしまう
・女の子には優しくしろと言われてしまう
・男の子が、シルバニアであそんでいると、イジられる
・男の子がピンクのハンカチを持っていると、イジられる
まだたくさんありますが、思い出したらまた描きます。 男の子はこんな歳から、ジェンダープレッシャーに悩まされるんですね?なんなんでしょうね、このジェンダーバイアスはなんとかしましょう。
今回はXジェンダー保育士としてのブログを!
どんな状況場所人においても、「想像力」をもって接することができますように。
長文読んでくださり、ありがとうございました。
#ジェンダー平等 #ジェンダープレッシャー #ジェンダーバイアス